2013年10月1日火曜日

第3回鳥取方式芝生化アカデミー その2

鳥取県庁に8時45分に集合し、貸切バスに乗った一行は、まずは鳥取市立日進小学校へ参りました。
 
ここは、構想時期は長かったものの、ようやく今夏に芝生化にこぎ着けたそう。
6月中旬にポット苗方式で芝生化して、まだ3ヶ月余です。
 

ニール氏とPTA会長から説明を受けました。


おもわず駆け出したくなるような芝生の校庭でした。あ、4,000㎡だそうです。

続いては、いちばんお金をかけないタイプの芝生化です。
鳥取市内を流れる、千代川の河川敷です。

ここは、2年前も視察しているのですが、そのときも大雨増水後。
隣接する土のスポーツ広場は洪水のため使用禁止になっていますが、ここはこの通り。


約20,000㎡の、ただぼうぼうに伸びた草を刈っただけの芝生地です。ポット苗などは一切やっていなくて、もちろん施肥も散水もなし。
ただ2週間に1回の芝刈りのみでこの通り。


これが、年間数回の芝刈りだけだと、草が太くなってハダシでは痛くて入れないでしょうが、2週間間隔くらいだと、茎が柔らかいのです。みんなハダシでした。

Jリーグを開催するわけにはいかないでしょうが、少年スポーツならまったく問題なし。
べつに、いつだって国立競技場クラスの芝生が必要なわけではないのですね。

あ、ちなみに(このブログでは何度も書いていますが)、芝生って特定の草の種類を言うわけではなくて、草が一定の高さに刈りそろえられた状態を言うのですよ。
英語で芝生は『turf』(ターフ)です。

その3に続く。
(あしたから本業で出張なので、更新が遅れます)

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